これは投資の哲学、あの『JUST KEEP BUYING』の思想とも、恐ろしいほど綺麗に重なる。

投資で負ける奴は、市場のタイミングを計って「今日はスープが上手く取れたから全額賭ける」「明日はダメそうだから一度全部捨てる」と、空中戦のギャンブルを繰り返す。 だが、勝つ奴の行動はいつだって退屈で、引き算の仕組みだ。

ドルコスト平均法。自動積立。 一度設定した積立の釜に、毎月、淡々と、自分の収入から削り出した「種銭」を継ぎ足し続ける。株価が上がろうが下がろうが関係ない。ただ淡々と「キープ(継ぎ足し)」する。

大砲ラーメンの職人が、天候や気温に合わせて火加減を調整しながら、70年間スープを絶やさずに継ぎ足してきたように、私たちも自分の資産の釜に、淡淡とお金を放り込み続けるのだ。

やるべきことは、小難しいチャート分析を足し算することではない。 自分の生活の無駄(ポテトチップスの法則にハッキングされた無駄遣い)を徹底的に引き算し、残った綺麗な現金を、仕組みの釜へ流し込む。ただそれだけだ。

結論:あなたの人生の「釜」を空にするな

久留米の地で大砲ラーメンを啜りながら、私は自分のブランド「scena」が進むべき一本の線を、改めて深く噛み締めていた。

お洒落だけど1円も売れない足し算のデザインはいらない。 毎日擦り切れるまでスマホに張り付くSNSの空中戦もいらない。

私たちが作るべきなのは、

  • 人間の本能を「楽」にさせて、触れた瞬間に売れるLP(仕組み)

  • 自分の意志を介在させずに、勝手に資産が膨らんでいく積立(仕組み)

  • そして、余計なノウハウを引き算し、1つの本質を愚直に磨き上げる脳(仕組み)

毎日ゼロからスープを作り直すような生き方は、もう終わりにしよう。 今日、あなたがやった作業は、明日以降も残り続ける「呼び戻しスープ」になっているだろうか?

無駄な足し算の労働をゴミ箱に捨て、一生煮詰まり続けるあなたの「資産の釜」を、地べたで淡々と育てていこう。